13. 4エレメント・ループ・ヤギ・アンテナ-2 (帯鋼使用/430MHz) |
全体の形 | |
エレメント取り付け部 | エレメント取り付け部(裏) |
エレメントの先端 | |
給電部 | 給電部(上面) |
ケーブルの取り付け | 分解時 |
寸法図 | |
グローバル・アンテナ研究会(*)で入手できる「帯鋼」を使って移動用の4エレメント・ループ・ヤギ・アンテナを作ってみました。 帯鋼は幅 4mm、厚さ 0.4mmのバネ材です。簡単に円形になるので、ループ・アンテナを作るには便利な素材です。また軽量で、外力で曲げられても元の形に戻るので大変便利です。表面をよく磨けばはんだ付けも出来ます。 ブームは4エレメント・ツイン・デルタ・アンテナ(別ページ参照)と同じ、3mm の2本のアルミパイプを使用する方法です。ブームのパイプを3mm のビスを使ってコの字型の金具とプラスチックパイプではさみます。コの字型金具はアルミのチャンネル材を加工したものです。 プラスチックパイプに、4mm のアルミパイプをつぶしたものをネジ止めし、これに前述の帯鋼を差込みます。圧着や、はんだ付けはしていません。したがって、エレメントの取り付け、取り外しが簡単に出来るので、移動時の持ち運びや、実験に便利です。ただし、接触不良を起きにくくするために、エレメントの両端ははんだメッキしてあります。 給電部にはジャンクの家電製品用 BNCコネクタを使っています。芯線側を出来るだけ短くしたので、取り付けが斜めになりました。 導波器と反射器のエレメント長は取り付けネジ部を含んだ値です。輻射器の長さはネジの中心から中心までの値です。したがって、帯鋼はこれより約 3mm程短くなります。 各エレメントの長さは、グローバル・アンテナ研究会のホーム・ページを参考にさせて頂きました。エレメントの間隔は調整の結果、少し違った値になりました。 分解時は、エレメントを抜き取るだけで写真の様になります。 *:グローバル・アンテナ研究会のホーム・ページ https://ja1ywipart3.web.fc2.com/ 材料 帯鋼 BNC-R コネクタ(家電製品用) 4mm アルミ・パイプ 3mm アルミ・パイプ アルミ チャンネル材 プラスチック・パイプ |