屋内配線に使うモール(ケーブル・カバー)を使ってみました。エレメントの位置や間隔を自由に調整することができます。また、エレメントの着脱も簡単です。
ブームにはモールのベースを使い、エレメントの取り付けにはカバーを短く切って使います。エレメントに細い針金を巻きつけて半田付けし、カバーに取り付け、接着剤で固定しています。エレメントは 2mmの銅棒を使いました。
輻射器は寸法図に示すような形状で、 BNCコネクタを付けて50Ωで直接給電しています。エレメントは自由にスライドすることが出来るので、試作時の検討や、実験に使うことが出来ます。ブームはやや弱くねじれ易いですが、このまま移動用としても十分使えると思います。更に、エレメントを増やしたときなど、強度が必要なときは両面テープでもう一組のモールを貼り付ければ良いでしょう。
材料
BNC-R コネクタ
モール(ケーブル・カバー)
2mm 銅棒
1mm 銅線
二液混合型接着剤
アクリル板(アンテナ取り付け部に使用)
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