JA2BZTの自作アンテナ展示室
24. 1エレメント・ヘンテナ (2) (430MHz)
全体の形
給電部(1)給電部(2)
エレメント接続部(表)エレメント接続部(裏)
マストへの取り付け部ケーブル・クランプ
分解時
エレメント接続部の詳細
寸法図


 No.4の1エレメント・ヘンテナを改良してみました。エレメントの接続部に4エレメント・ツイン・デルタ・アンテナ等で使ったエレメント取り付け部とほぼ同じ構造を採用してスライド出来るようにし、調整がやり易くなるようにしました。基本形では両サイドのエレメントは固定ですが今回はこの部分もスライド出来るようにしてみました。普通は給電点の有るエレメントをスライドさせて調整しますが、これだけではうまく調整出来ない時は両サイドのエレメントも動かすことで、調整がやり易くなるようです。

 エレメントの接続部の詳細は図の通りです。本来2本のパイプを挟む構造になっているので、片方のパイプの代わりに短いアルミ線をダミーとして接着しました。コの字型金具はアルミのチャンネル材ですが、アルマイト処理がされているのでエレメントが接触する部分はヤスリで磨いてあります。

 給電部はねじを使って BNCコネクタまたは同軸ケーブルを直接、接続できるようにしています。また、同軸ケーブルは上下のエレメントに近づくと影響を受けるので左側のエレメントの中央に固定しました。これには 100円ショップで購入した小型の木製洗濯ばさみに針金を半田付けしたものを使っています。

 また、マストへの取り付けにも同じ木製洗濯ばさみを使っています。この洗濯ばさみはくわえる部分のくぼみが小さく、細いパイプを挟むのに大変好都合です。

 分解、組み立ても簡単なので移動時の運搬が楽になりました。

材料
 3mm 銅パイプ
 チャンネル材
 圧着端子
 3mm ビス/ナット
 アクリル板
 BNC コネクタ
 木製洗濯ばさみ
 接着剤

 
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